

そんな疑問にお答えします。
- 今回のテーマ
SDGs17の目標
「目標4.質の高い教育をみんなに」
- 前置き
では。
まずは、目標4のターゲットをご覧ください。
ターゲット | |
---|---|
4.1 | 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ有効な学習成果をもたらす、自由かつ公平で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにする。 |
4.2 | 2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い早期幼児の開発、ケア、および就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。 |
4.3 | 2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、安価で質の高い技術教育、職業教育、および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。 |
4.4 | 2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、ディーセント・ワークおよび起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。 |
4.5 | 2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民および脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。 |
4.6 | 2030年までに、すべての若者および成人の大多数(男女ともに)が、読み書き能力および基本的計算能力を身に付けられるようにする。 |
4.7 | 2030年までに.持続可能な開発と持続可能なライフスタイル、人権、ジェンダー平等、平和と非暴力の文化、グローバル市民、および文化的多様性と文化が持続可能な開発にもたらす貢献の理解などの教育を通じて、すべての学習者が持続可能な開発を推進するための知識とスキルを獲得するようにする。 |
4.a | 子ども、障害、およびジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。 |
4.b | 2020年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国、ならびにアフリカ諸国を対象とした、職業訓練、情報通信技術(ICT)、技術・工学・科学プログラムなど、先進国およびその他の開発途上国における高等教育の奨学金の件数を全世界で大幅に増加させる。 |
4.c | 2030年までに、開発途上国、特に後発開発途上国および小島嶼開発途上国における教員養成のための国際協力などを通じて、資格を持つ教員の数を大幅に増加させる。 |
前回書いた記事、目標5のジェンダー平等を実現しよう。と並行して考えられる目標です。
ターゲットがたくさんあって、見慣れない方には辛いかもしれません。
今回は、4−1、4−2に絞って「目標4:質の高い教育をみんなに」を記事にしていきます。
何度も同じことを書く様ですが、
「同じ目標を持った複数の人間が、全員同じ取り組みをする事は不可能です
しかし、違う取り組みだからこそ、
持続可能な未来に繋がる行動が出来るのだと信じています」
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ有効な学習成果をもたらす、自由かつ公平で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにする。
学校に通えていない子どもは現在 2 億 6,500 万人に上りますが、そのうち 22%は小学校就学年齢の子どもたちです。
また、学校に通えている子どもでも、基本的な識字・算術能力が欠けています。過去 10 年間で、あらゆるレベルの教育へのアクセス改善と、特に女性と女児の就学率向上に向け、大きな前進が達成されました。
基本的な読み書きの能力は大幅に向上しましたが、普遍的な教育目標を達成するためには、さらに長足の進歩が必要です。
例えば、世界は初等教育で男女の平等を達成しましたが、すべての教育レベルでこのターゲットを達成した国はほとんどありません。質の高い教育が欠けている理由としては、十分な訓練を受けた教員の不足、校舎の劣悪な状況、農村部の子どもに提供される機会に関連する公平性の問題が挙げられます。
貧困家庭の子どもに質の高い教育を提供するためには、奨学金制度や教員養成ワークショップ、校舎の建設、学校への水道と電力の供給改善に投資する必要があります。
先ず、この4−1と引用の文を見てもらえるとわかると思いますが、単純に出てくる「答え」が
と思うかもしれません。
が、引用部分にも書いてありますが、そもそも十分な教育を受けた教員が不足している中、学校を作っても意味がないのです。
実際には意味はない訳ではありませんが。。。
そして、目標6の「安全な水とトイレを世界中に」の問題が発生しています。
ただ「質の高い教育」だけを意識してしまうとこの様な問題が出てくるのです。
では、例として
是非とも寄付をお願いします」
ちょっと文章がアレですが、、、もしこの様な文章でお金を集めて学校を作る
プロジェクトをしたとしましょう。
実際に、お金が達成金額まで集まり、じゃあ学校を作るか!となった時に、
- 誰が作るのか?
- 建物はできるが、水は?食料は?交通は?
- そもそも生徒の家が遠すぎて登校させられない。
のです。
これらを改善しつつ、2030年までに、
自由かつ公平で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにするのです。
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い早期幼児の開発、ケア、および就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。
学校に行くためにも「健康」である方が断然良いと思います。
学校へ行けない子供達は、先ず17の目標の1〜3が必要になります。
日本では考えにくい事かもしれませんが、世界で見ると7人に一人は飢餓で苦しんでおり
8億人を超えるとされています。
そして、日本の東京都23区の家庭から1日に捨てられる食物は、
アジアの50万人以上が1日に食べる食料に相当すると考えられています。
あくまでも私が思う目標は「質の高い教育をみんなに」をですが、
貧困も飢餓も健康も福祉が視野から離れることはありません。
それらを踏まえて、
質の高い早期幼児の開発、ケア、および就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。を考えたいです。
年齢でいうと5歳未満の方々でしょうか。
いきなり5歳以上の方に「教育」という環境を与えるよりも
その「準備」を整えさせたいと思います。
具体的に分かれば苦労しないのですが・・・
考えれば考えるほど難しいですね。
全員で「寄付」をすれば簡単な話ですが、それでは彼らは「次へ繋がる」事を知らずに
生活してしまうかも知れません。
まとめ:質の高い教育をみんなに
持続可能な開発を生み出すためには「質の高い教育をみんなに」が必須です。
ただ、気を付けなければいけないのは、「プロジェクトに執着してはいけない」という事。
教育には関心ないけど、海や陸の環境問題に取り組みたいな・・・と思っていても、
それは「質の高い教育」を受けているからこそ実現可能まで行動できるのです。
プラスチックのストローがあろうが無かろうが私には関係ない・・・
それが理由で海ガメが大変な事故に遭う・・・
全ては繋がっているのです。
だからこそ、17の目標があり169のターゲットが有ります。
企業や一つの国が動いている訳では有りません。国連全ての国が動いているのです。
先ずは、理解することから始めてみて下さい。
「今」はその時ではなくてもSociety 5.0はすぐそこです。
2030年までにはあらゆる物が近未来化されていると思います。
すでにスマホや「OK Google」「Siri」AIが発達してきています。
いつでも行動に移せる様にしておく準備も大切ですが
もっと大切なのは「今動く」という事です。
動いてみましょう。
ではまた明日。

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