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おはようございます。マミアンです。
前回に引き続く様な内容です。
今回はアルバイトの教育について、研修を含め常にどの様なメンタルで取り組むか、言葉使いはどうしているか、などまとめていきます。
その注意の仕方、相手の方はどう思っているのでしょう?

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まずは良くありがちな「注意」ですね。
中には「指導」というカテゴリを自分の中で確立しており、「この場合はこうだ」
という思いを込めて注意していると思いますが、相手は人間です。
ゲームをしている訳ではなく、その場その場のリアルタイムで、ましてや状況は似ているだけで
違う答えを必要としている場合もあります。
なのにも関わらず、「昨日も教えたよね」「まだ覚えていないの?」発言でせっかく採用して頂いたのに
自分は迷惑をかけてしまう存在と追い込んでしまう事例がいくつもあります。
もちろん、注意や怒るということはしなければいけないことだと思っています。
中には怒られるのが嫌だからバイトはしたくないと思ってアルバイトをしない方もいると思います。
それは全然理解できます。ただ、そういう人がバイトの面接に来たら採用するかどうかは別ですけどね。
注意する状況
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ミスをした時
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仕事を覚えていなかった時
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遅刻した時、急欠で休む連絡をした時
位ですかね。ほとんどがミスをした時に当てはまると思いますが、一応自分が対応している内容を記載させていただきます。
ミスをした時
ミスと言ってもレベルがあると思います。ここでは「オーダーを間違えた時」について書きます。
間違えて受けてしまったオーダーを調理して提供までしてしまってお客様にかなりご迷惑をおかけすることがあると思います。
まず最初にしなければならないことは、「お客様への謝罪と、商品の作り直し、もしくはそのまま召し上がって頂き、当初頼まれたものの方が安いのであれば伝票を打ち直す」最後のは一概には言えませんが
おおよその取り組み方です。さて、この様な対応がオーダーを間違えてしまったアルバイトの方が
うまく対応できるかが問題です。出来ませんよね、その様な教育を受けたか長年の経験がなければ。
なので、店長、社員、代行者は自分が対応した感情をミスした人にぶつけてしまいがちなのです。
対処方法
トレーナーはこの様な時にはまず、アルバイトの方が次に同じミスをしない様にするためにはどう伝えればいいだろう?
という気持ちで対応してください。そうする事によって自分の気持ちを伝えるのではなく、相手の気持ちを考えると思います。ただ、これには「相手に対する甘やかしさ」という感情は入れないでください。甘えは絶対に自分に返ってきてしまうものです。
相手の気持ちを考えるという内容は、優しく接するのではなく、端的に改善内容と取り組み姿勢を伝えましょう。
これは働く従事者同士が仲良くなって仕事が終わったらご飯でもどう?という身内的な空気を出さず、
仕事という区別で、責任感ある行動をしてお客様に満足して頂くためです。
仕事を覚えていなかった時もほとんど同じ感じですね。
なんども聞いても間違えますよ、人間ですから、後は自分がどれだけの感情をコントロールして相手に
伝えられるかですね。
まとめ
何度も同じことを言ってしまうかと思いますが、飲食店ではアルバイトに怒る事が仕事ではなく
「お客様に満足して頂く」ことが大前提です。感動を与えるまでになってしまうとかなりの感情的・能力的スキルが高くならないと難しいですが、まずは満足して頂くことが大前提です。
これが無いのであれば、あなたは飲食店にはいない方がいいですね。厳しい様ですがあまり考えたことが無い人はもう一度考える機会を自分で作って、新たな気持ちで仕事をするべきだと思います。
自分一人ではお店を切り盛りするのは大変です。あなたが思う理想、理念を確かなものにするためには
従業員一人一人の「力」が必要です。その力を引き出すのも活用するのもあなた次第です。
より良い環境を築き上げられる様、頑張りましょう。
今回も有難うございました。